京都屈指のあじさいの名所である三室戸寺。
源氏物語と世界遺産で知られる宇治エリアに佇む名刹です。
三室戸寺のあじさい。
蓮の名所としても有名な三室戸寺ですが、梅雨の時期に咲くあじさいの花も実に見事です。
三室戸寺の狛兎。
ウサギが抱えている珠の中に卵型の石があります。その石を立て、願い事をするのだそうです。狛犬ならぬ狛兎(笑)、三室戸寺ならではの人気者です。
庭園の中に咲くあじさい。
高温多湿の日本の夏に開花する紫陽花は、和の雰囲気に実によく溶け込みます。
宇治川をはさんで平等院の反対側に位置する三室戸寺。
宇治十帖モニュメント、宇治上神社、源氏物語ミュージアムなどを経ながら宇治観光を満喫します。奈良の矢田寺や久米寺にも負けないぐらいの綺麗なあじさいの花が咲き誇ります。
休憩処も設けられています。
あじさいを観賞しながら、ほっと一息付ける場所ですね。
あじさいの種類も実に豊富です。
色が変化していくあじさいの性質から、その花言葉は「移り気」だとされます。どこか源氏物語の主人公・光源氏が重なります。
京阪宇治バス「三室戸寺」の停留所。
三室戸寺の拝観料は500円。
宝物館開館日は毎月17日で、300円の入場料が別途必要となります。
三室戸寺へのアクセスは京阪三室戸駅より徒歩15分、世界遺産の平等院からも徒歩30分弱となっています。山門の下手に駐車場が完備されており、駐車料金は500円となっています。