伏見稲荷大社に隣接した場所に東丸神社はあります。
東丸(あずままろ)神社と読みます。
伏見さんのお膝元に位置しているため、伏見稲荷大社の摂社かなと思いきや、伏見稲荷とは全く関係のない別の神社だそうです。
江戸時代における国学四大人の一人である荷田春満(又は東丸、かだのあずままろ)をご祭神とします。
どうやら合格祈願の神社のようですね。
荷田春満という人は、とても頭の良いことで知られます。
享保の改革で有名な将軍・徳川吉宗からも大変慕われた人物であったと伝えられます。
境内にはたくさんの絵馬が掛けられていました。
学問の神様といえば菅原道真が有名ですが、ここ東丸神社に祭られている荷田春満も是非覚えておきたい学者さんですね。
鳥居を仰ぎ見れば、確かにご利益がありそうな気がして参ります。
荷田春満は伏見稲荷大社の社家の出なんだそうです。
なるほど、それでこの場所に鎮座なさっているんですね。
東丸神社の境内。
狭い境内ではありますが、集客力のある伏見稲荷大社の入口近くに位置しているためか、多くの参拝客が訪れていました。
◇野宮神社 嵯峨野の野宮神社は学問の神様でもあります!