建仁寺の参詣ガイド。
祇園の奥の方にあって、いつもは素通りする建仁寺に参拝してみました。中は意外と広く、見所のたくさんあるお寺だなという実感を抱きました。
建仁寺の潮音庭。
潮音庭と書いて、「ちょうおんてい」と読みます。
三連の庭とも呼ばれ、庭の中央に三尊石、その東に坐禅石、周囲には紅葉を配した四方正面の禅庭です。
三尊石の向こう側に、建仁寺の国宝「風神雷神図屏風」が見えますね。
風神雷神図屏風の向かって右横に、立派な書が展示されていました。
躍動感が感じられますね。
縁側に座って庭を眺めます。
「大雄苑(だいおうえん)」と称される枯山水の前庭。
安芸の安国寺から移建されたという禅宗方丈建築・・・見ていて飽きませんね。
童子の描かれた襖絵。
小さな子供に対する愛情が伝わってくるタッチですね。
建仁寺のおトイレ。
さすがに清潔に保たれています。
トイレの神様は、ここに間違いなくいらっしゃいます(笑)
和風建築の粋がここにも見られます。
いくつもの間が連なり、奥行きのある解放感が味わえます。
やっぱり昔の日本建築は素晴らしいです。
都会のマンションでは味わえない、”余裕のあるのりしろ ”のようなものを感じます。ここは京都の建仁寺・・・京都最古の禅寺で、至福のひとときを楽しんで参りました。
◇〇△☐乃庭 面白い名前の庭は、本当に〇△☐でした!