哲学の道。
哲学の道は銀閣寺から南禅寺まで続きます。
全長2kmの小路。
「人は人吾は吾なり とにかくに吾行く道を 吾は行くなり」と歌った哲学者西田幾多郎。その彼が、思索にふけりながら歩いたことに由来する命名です。
春になると、日本画家の橋本関雪ゆかりの関雪桜が咲きます。
初夏の夜にはホタルが飛び交う哲学の道。
秋の紅葉にも趣深いものがあります。
哲学の道の途中に立つ道しるべ。
文化の香り高い京都にふさわしい観光スポットですね。
南禅寺近くの「奥丹」で湯豆腐を食べ、銀閣寺を目指して哲学の道へ向かいます。
途中で東山高校の運動部の生徒たちがランニングする姿に出くわします。
東山高校の前を通るときに気づいたのですが、米大リーグのボストンレッドソックスのセットアッパーとして活躍した岡島投手は東山高校のOBだったんですね。高校の校舎に横断幕が掛かっていました。
紅葉で有名な永観堂の前を通り過ぎ、哲学の道に入ります。
哲学の道の脇には、京都名物の八ツ橋やあぶらとり紙のお店もありました。
銀閣寺まで抜けて、今出川通を西へ歩いて行くと京都大学があります。
南禅寺~哲学の道~銀閣寺~京都大学なんて、なんとも格調高いハーモニーが奏でられます。歴史と文化の散策に、是非とも哲学の道をモデルコースに加えておきたいですね。