京都洛南の宇治エリアに三室戸寺というお寺が佇みます。
つつじ、あじさい、はす等の花が咲き誇る観音霊場として人気があり、多くの観光客で賑わっています。
三室戸寺本堂と蓮の花。
清楚な蓮の花が三室戸寺境内を彩ります。
三室戸寺の紫陽花。
6月には1万株の紫陽花の花が満開を迎えます。
本堂へ続く石段を登り終えると、手水処の脇で宇賀神が出迎えてくれます。
狛犬ならぬ狛蛇といった趣の像です。
宇賀神を撫でることで、金運・財運に恵まれると言われています。
本堂向かって左側には、狛兎の像が参拝客を出迎えます。
御影石で出来ている狛兎が、何やら大きな玉を抱いています。この玉の中には卵型の石が入っていて、立てば願いが通じると言われています。
宇治はその昔、兎道(うじ)と呼ばれていたそうで、うさぎとの深い縁が感じられますね。
紫陽花庭園に咲き誇るあじさいの花。
視界が開け、ずいぶん広々とした紫陽花庭園です。奈良の矢田寺の紫陽花庭園は、通路も狭く、迷路を思わせるジャングルのような趣がありましたが、ここ三室戸寺の紫陽花庭園は実に広々としています。
蓮の花も実に綺麗です。
お寺にはやはり、蓮の花がよく似合います。
本堂向かって右側には勝運の牛(狛牛)が陣取ります。
狛蛇、狛兎、狛牛と、実にユニークな像が三室戸寺を演出しています。
狛蛇の近くにあった境内案内地図。
花が美しい三室戸寺は、広大な敷地面積を誇るお寺なんですね。
池泉の庭園を散策しながら、紫陽花の花を観賞します。
蓮の花のつぼみが天に向かいます。
照り付ける太陽と蓮の花・・・6月の終わりから7月に掛けて、三室戸寺に於いて存分に楽しむことのできる光景ですね。
三室戸寺の拝観料は500円。
宝物館開館日は毎月17日で、300円の入場料が別途必要となります。
三室戸寺へのアクセスは京阪三室戸駅より徒歩15分、世界遺産の平等院からも徒歩30分弱となっています。山門の下手に駐車場が完備されており、駐車料金は500円となっています。