落柿舎(らくししゃ)の観光案内。
落柿舎は向井去来が晩年を過ごした草庵として知られています。
向井去来は俳人松尾芭蕉の門人。蕉門十哲にも数えられる有名な俳人です。
落柿舎は常寂光寺の近くにあり、嵯峨野エリアの観光名所です。
茅葺きの、俳人の住まいらしい”侘びさび”を感じさせる佇まい。
あの松尾芭蕉も、この落柿舎に滞在した記録が残っています。
落柿舎で過ごした17日間を、芭蕉は名文「嵯峨日記」に書き記しています。
ところで、この落柿舎の名前の由来ですが・・・庭にあった40本の柿の木の実が、嵐によって一夜にして落ちてしまったことにちなんでいます。
落柿舎の庭には、向井去来の句碑もあります。
「柿ぬしや木ずえは近き嵐山」
落柿舎の開館時間は午前9時~午後5時。
1月と2月は午前10時~午後4時となっています。
料金は大人200円。
学生さんで予約があれば、100円に割引されます。
周辺にはのどかな空気が流れ、どこか心癒される素敵な観光スポットとなっています。
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