曼殊院(まんしゅいん)の観光案内。
叡山電鉄を利用して修学院離宮へ、そこからさらに紅葉で有名な曼殊院まで歩いて来ました。人里離れた奥の院といった感じで、京都の懐の深さが感じられました。
曼殊院門跡。
曼殊院は、最澄が比叡山に建てた一堂に始まる天台宗のお寺です。
曼殊院の道案内。
修学院離宮から、てくてく徒歩で向かいます。
道中には歴史的風土特別保存地区の石碑が建っていました。
坂道を登って行くと、左側に京都精華大学の修学院荘がありました。
自然に包まれたのどかな場所ですから、アカデミックな雰囲気にもピッタリ合います。
京都精華大学修学院荘の前の坂道。
さらに歩を進めると、関西セミナーハウスがありました。
宿泊もできるんですね。
関西セミナーハウスまで坂道を登り詰めたら、今度は右手に進路を取ります。
関西セミナーハウスの道案内。
曼殊院までのアクセスは、市バス修学院道を下車して徒歩20分ほどです。
文明年間に伏見宮貞常親王の子、慈運法親王が入寺して天台宗五門跡寺院のひとつとなります。当時は竹内門跡と称しました。
桃山風の彫刻を施した表門、小書院の違い棚、梟の手水鉢、曼殊院灯籠など趣向を凝らしたものがたくさんあります。
本堂、書院、庫裏、茶室八窓軒は国の重文です。
曼殊院の拝観料は500円。
拝観時間は午前9時~午後4時30分となっています。