京都は下鴨神社のさざれ石。
小さな石がたくさん集まって、ひとつの大きな巌(いわお)になっていました。
さざれ石って、どこかで耳にしたことのある言葉ですよね。
そうです、日本の国歌です。
さざれ石の説明書きがありました。
さざれ石とは何を意味するのか?
さざれ石を漢字変換してみると、細石(さざれいし)になります。
ウェブで検索してみると、とても分かりやすいサイトに出会いました。
信州駒ヶ根の大宮 五十鈴神社宮司さんの社務日誌です。
さざれ石とは小さな石のことを意味します。
その小さな石が、長い長い悠久の歴史を越えて、大きなひとつの巌になる。
君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで
ご存知、日本の国歌「君が代」の歌詞です。
君が代は、千年も八千年も、さざれ石が大きな岩になり、その岩に更に苔が生えるほどまでに、長く長くずっとこの平和な世の中が続きますように・・・そんな意味が込められているんだそうです。
平和の象徴として、神社やお寺にさざれ石が置かれているんですね。
長い年月の間にアンモナイトは化石になります。
恐竜のうんこも化石になります。
小さな小さな石が、長い年月の間に寄り集まって大きな巌になる・・・どれほどの年月を重ねてそうなるんでしょうね。さらに巌になった後も、そこに苔がむすまで・・・気が遠くなるほどの歳月が流れます。
ずっとずっと幸せでありますように。