二尊院の観光ガイド情報です。
二尊院は平安前期、嵯峨天皇の命によって慈覚大師によって創建されました。
二尊院の名前の由来ですが、釈迦如来と阿弥陀如来の2体を本尊とすることにちなみます。
二尊院の本堂に、ほぼ左右対称で2体の本尊が安置されています。
右が釈迦如来、左が阿弥陀如来。
鎌倉末期に作られた木彫りの像です。
金泥塗りを施されていて、2体とも国の重要文化財に指定されています。
門前の石碑には、「天皇皇后両陛下行幸啓行在所」と書かれています。
行幸とは、天皇が外出することを意味する言葉ですよね。
二尊院の門前で、JTBの集合場所を知らせる札を見つけました(笑)
奥嵯峨にある二尊院は、団体旅行などのモデルコースになっているんでしょうね。
野宮神社、常寂光寺、落柿舎、滝口寺、祇王寺、化野念仏寺、清涼寺、大覚寺などに通じる奥嵯峨の道。
奥嵯峨の道を歩くと、足元には紅葉のマークが。
紅葉の名所として知られるエリアだけに、旅行者の足元からシンボルマークが顔を覗かせるんですね。
二尊院は小倉百人一首ゆかりの地でもあります。
本堂へ続く参道は、「紅葉の馬場」と呼ばれ、秋には真っ赤に染め上がります。
二尊院の拝観時間は午前9時~午後4時30分。
拝観料は500円となっています。
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