清水寺にある虎の石灯籠をご案内致します。
清水寺西門の石段下に”虎の石灯籠”はあります。
灯籠の火袋の下に、有名画家”岸駒(がんく)”の虎の絵が彫られています。
まるで生きているかのような虎の絵。
夜毎この虎が吠える声が聞こえたり、灯籠から抜け出して池の水を飲みにでかけるという伝説があります。
水飲みの虎。
清水の舞台。
描かれた虎が抜け出して来るなんて、まるで一休さんの話にどこか似ていますよね。
岸駒の「虎の図」石灯籠は、ややもすれば見過ごしてしまいそうな場所にあります。
放生池や十一重石層塔が近くにありますので、その傍を通りかかった時には注意して虎の石灯籠を探してみましょう。
西門と三重塔。
虎の石灯籠を探すには西門も大きな目印になります。西門の下にある広場の南側に虎の石灯籠はあります。
高さ31m弱の日本最大級の三重塔も見事ですね。
一重内部には大日如来が祀られているそうです。