伏見稲荷大社に神馬が奉納されていました。
神馬(しんめ)とは神社に奉納された馬のことで、神様が乗るものとされています。
本殿裏手にある神馬舎。
実際に生きている馬ではありませんが、昔の名残を感じさせます。
白馬ですね。白い馬は、農耕の際の”晴れ”を祈願して奉納されたとも伝えられます。
千本鳥居の入口傍らに神馬舎はあります。
京都で神馬といえば、上賀茂神社を思い出す人も多いのではないでしょうか。
生きている神馬はやっぱりオーラが違いますよね。
その昔、中世の武士たちも戦勝祈願に馬を奉納することがよくあったそうです。
生きた馬は世話も大変です(笑)
時代を経るにつれ、手間を考慮して絵馬に変わっていったいきさつがあります。
引退したサラブレッドが神馬として奉納されることもあるとか・・・。
神馬に乗った神様はどこへ向かうのでしょうか?
古来より私たちの身近に存在した馬。
その馬に跨った神様の行く手には何が存在しているのでしょうか。
ロマンチックなお話です。
◇引き出物の語源 結婚式の引き出物の由来は馬にあったんです!