熊野というだけあって、八咫烏のデザインされた絵馬が掲げられています。
新熊野(いまくまの)神社という読み方をします。
泉涌寺の境内近くに今熊野観音寺というお寺がありますが、どうやらこの辺りは今熊野という地名のようですね。
新熊野神社の本殿。
健康長寿、病魔退散、特にお腹守護にご利益があるとされます。
後白河上皇が自ら植えたとされる樟(クスノキ)の巨木があることで知られる新熊野神社。大樟さんの「さすり木」をさすっておられる参拝客の姿を見かけます。
八咫烏は神武東征を助けた勝利の神とされていますよね。
奈良県宇陀市にある八咫烏神社には、サッカーボールを頭の上に乗せてヘディングする八咫烏像があります。三本足の八咫烏が、ここ京都の地にも根付いたいたとは(^u^)
車馬安全を祈願する絵馬ですね。
太陽に棲むと伝えられる三本足の金のカラス。
紀州熊野三山(熊野権現、熊野速玉大社、熊野那智大社)の象徴でもあります。
京都の地に紀州熊野が再現されている・・・まさしくそんな感じの厳かな社ではないでしょうか。
三十三間堂、智積院、泉涌寺、東福寺などにも程近く、それぞれ徒歩でアクセスすることができます。洛南から東山へ抜ける観光ルートにおすすめの神社です。