今春のGW期間中に、京都の14社寺で非公開文化財の特別公開が催されます。
公開時間は午前9時~午後4時。
拝観料は1箇所大人800円、中学生・高校生400円となっています。
法住寺の秘仏後白河法皇像。
東山区三十三間堂廻り町にある法住寺(ほうじゅうじ)に於いて、法住寺陵御前立・秘仏後白河法皇像を拝ませて頂くことができます。
朝日新聞の紙面でも紹介されていますが、両手両足の裏を上に向けて体全体で仏様を讃える格好をしています。なだらかな富士山の山容を思わせる体のラインに、素足の足がニョキッと前に突き出されています(笑)
特別公開を前に、招待券が届きました。
贈り主は、公益財団法人 京都古文化保存協会さま。
京都非公開文化財特別公開のチラシ。
法性寺(ほうしょうじ)の国宝千手観音立像の写真が使われています。
観音様の左右の耳には、まるでヘッドホンのような別の顔が付いています。向かって右側が怒っている顔で、左側が優しい慈悲の顔を表現しています。
寂光院の地蔵菩薩立像。
2000年に放火されて焼けてしまった仏像です。
重文に指定されているお地蔵様(焼け仏)。
この機会に是非ご覧になられてみてはいかがでしょうか?
この他にも、檀王法林寺の京都市指定文化財本堂、上賀茂神社の国宝本殿、知恩院三門の国宝楼上内部等々が公開されます。今年のゴールデンウィーク、京都の歴史に触れる旅に出掛けてみませんか?