おこしやす。
祇園の街で見つけた看板です。
おこしやすは、京都の言葉としてあまりにも有名ですよね。
おこしやす、なんとも京都らしい風情の漂う方言です。
おこしやすの語源には、「遠方の山を越えてわざわざお越し下さってありがとうございます」という意味が込められています。
おこしやすとおいでやすの違いは何なのか?
よく話題になりますよね。
「おこしやす」は常連のお客様に対して言う挨拶言葉で、一方の「おいでやす」は一見さんに対しての挨拶言葉です。
おこしやすとおいでやす・・・京都の人は使い分けているんですね。
京都の料亭や旅館では、この使い分けによって、
玄関から離れた奥に居る料理人や仲居さんが、にわかに判断できるんだそうです。
あっ、常連さんがいらっしゃった。
とか、今度は一見さんだ・・・という具合に。
京都旅行で初めて京都を訪れる旅人は、おそらく「おいでやす」と出迎えられるんでしょうね。
それにしても、おこしやすって耳に心地よく残る言葉です。
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◇京都旅行でもう出会われましたか? はんなりしたおなごはん。