清水寺の仁王門。
清水寺の玄関口として有名な仁王門は、国の重要文化財に指定されています。
入母屋造り、檜皮葺きの楼門は見事ですよね。
鮮やかな朱色がまぶしく、通称「赤門」と呼ばれています。
仁王門の両脇には、京都で最大の仁王像が安置されています。
京都を訪れる観光客は、清水寺に通じる清水坂か茶わん坂を登って来ます。
その登りきった所に清水寺の仁王門がそびえたちます。
清水寺の始まりは、宝亀9年の778年に遡ります。
夢のお告げを受けた延鎮上人が音羽の滝の上に草庵を建てたと伝えられます。
その後、坂上田村麻呂が延鎮上人に帰依して仏殿を建立しました。
そして、本尊である千手観音像を祀ったという歴史が今に伝えられています。
清水寺の境内はとても広く、清水の舞台で知られる本堂・舞台をはじめ、重要文化財に指定されている仁王門や三重塔、三種のご利益があるとされる音羽の滝、縁結びの地主神社などがあります。
京都観光といえば、まずは清水寺ですよね。
その清水寺の”顔”として親しまれているのが、清水寺仁王門です。