清水寺の仁王像。
その足元を撮影してみました(笑)
生々しい血管が、ほとばしるように浮き上がっています。
足の爪もしっかりと大地をとらえています。
今にも動き出しそうな躍動感にあふれ、歴史ある仏像でありながら、時代を突き抜けるライヴ感で迫ってきます。
険しい形相で仁王門の両脇に立つ仁王像に似つかわしい足元ですよね。
太くしっかりとしたおみ足です。
ご本尊の十一面観音様が女性的なら、仁王門の両脇に立つ仁王像は男性的です。
変なムシが付かないように、清水寺の玄関口で外敵の侵入を防いでいるような気が致します。
清水の舞台。
修学旅行生で賑わっていました。
毎年5月~6月は中学生の修学旅行が多いようです。
秋になると、今度は高校生の修学旅行がピークを迎えるようです。
清水の舞台ばかりが注目されがちですが、玄関口の仁王像にも目を凝らしてみたいですね。
仁王像の足元からは、現代の私たちに通じる何かを感じることができます。
清水寺の中の新しい発見の一コマでした。