いよいよ今年もあとわずか。
大晦日の八坂神社では、おけら詣りが催されます。
おけら詣りって?
八坂神社といえば、夏の祇園祭と大晦日のおけら詣りが有名です。
おけら詣りは、ご神火から移した火種を消さないように持ち帰る恒例の行事です。
家に持ち帰った火種で雑煮を作ると、1年間無病息災で過ごせると云われているそうです。
大晦日の行事としては、ありがちなイベントですよね。
大晦日の午後7時過ぎになると、境内の3基のおけら灯篭に火が灯されます。
キク科の薬草である”おけら”と願い事を書いたおけら木が燃やされます。
竹で編んだ吉兆縄を持った参拝客が、あちらこちから火を貰いにやって来ます。
火種を消さないようにクルクル回しながら持ち帰るのが習わしです。
知恩院の鐘。
八坂神社から円山公園を通って、浄土宗の聖地である知恩院へと続きます。
知恩院の梵鐘はとても大きいことで知られます。
知恩院の梵鐘で撞かれる除夜の鐘には、格別な趣が感じられます。
祇をん新門荘さんのブログでもご紹介されていますが、17名の僧侶たちが総がかりで大鐘を撞くそうです。
近くで聞いてみたいですね。
108の煩悩を清める除夜の鐘は、日本人の心に奥深くしみ込んでいます。
今年もまた一年の総決算がやって参ります・・・。
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