ミッドナイトチェックインとは、午後9時頃から深夜の時間帯にチェックインが可能な宿泊プランのことを意味します。
ミッドナイトチェックインって?
最近流行っているようですね。
ミッドナイトチェックインを販売している宿泊施設は温泉旅館が多いようです。
ミッドナイトチェックインの一連の流れをご案内致します。
平日に残業をして午後8時に退社。
そのまま小1時間程でアクセスできる温泉旅館へ。
残業後の夕食は自分で済ませておきます。移動中の電車の中でもいいですね。
チェックインは深夜のため、警備員らしき方が対応してくれます。
お部屋へ通されると、既にお布団が敷かれています。
そのまま疲れをいやすために温泉へ直行。
翌日は一日中オフを楽しむことができます。
街へ出かけて地元の特産品に触れるも良し、お昼までゆっくり寝ているのも良し。
というのも、ミッドナイトチェックインの宿泊プランは基本的に1泊2食付ですが、朝食か昼食かどちらかを選べるようになっているところが多いようです。
1日ゆっくり楽しんだら、夕食前にチェックアウトを済ませます。
そしていよいよ、旅の目玉の夕食へと展開していきます。
つまり、夕食をチェックインしたその日ではなく、翌日に回すことのできるプラン・・・それがミッドナイトチェックインなのです。
画期的なアイディアですよね。
週の半ばの平日に、1日だけ休みを取れば実現できる旅行プランです。
平日砂漠にありがたいオアシスの誕生というわけですね。
認定「温泉遺産」日本の名湯100 (ベスト新書) 野口 悦男 ベストセラーズ 2007-09-21 売り上げランキング : 215295 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
東京都心部では、金曜日の深夜に郊外の旅館に到着して宴会~宿泊をするという流れがあります。
遅宴会といわれる宿泊宴会プランですね。
伊豆や熱海の方ではなかなか好評を博しているようです。
ミッドナイトチェックインも遅宴会とどこか似たところがありますよね。
旅行は週末に、という世間一般の常識を覆す新しい潮流の出現です。
とある雑誌を読んでいてふと目に止まったのですが、食の安全志向の高まりから、国産~しかもその土地で獲れたものをその土地で食すことに価値が置かれるようになってきました。
その土地で食すには、その土地へ行くしかない。
地産地消に付け加えて、地泊というキーワードでその記事は書かれていました。
地泊か・・・なるほどなという感じです。
食の安全が声高に叫ばれる昨今、ミッドナイトチェックインの果たす役割にはそれなりのものがあるのではないでしょうか。