清水寺の仏足石をご案内致します。
轟門をくぐり、回廊を抜けた左手に仏足石が鎮座しています。
清水寺の仏足石。
お釈迦様の足形と霊妙な十一種の文様が彫刻されています。
足腰の弱い人がこの石を撫で、その手で自分の足腰をさすると良くなると云われています。
仏像よりも古い歴史を持つ仏足石。
私の住む奈良県桜井市の安倍文殊院にも仏足石は存在します。昔の人たちがお釈迦様を感じる手段として考案した仏足石。
今の時代にも十分に通じるものがありますよね。
轟門を入った処。
振り返ると三重塔が垣間見えます。
轟門から回廊が続いて本堂へと向かいます。
右手奥に清水の舞台が見えます。
清水寺の仏足石は、一説によると平景清の足形ではないかと唱える人もいらっしゃるようです。確かに大男であった景清を偲ばせるサイズではありますよね(笑)