清水寺の参拝者たちが、こぞってその体験談を話したがる随求堂の胎内めぐり。
江戸時代中期に再興された随求堂。
衆生の願い・求めに随って、全てを叶えてくれるという大功徳を持つ秘仏の随求菩薩が祀られています。
ありがたい菩薩様ですね。
大いなる慈悲心に満ちた菩薩様であることに間違いはなさそうです。
随求ブレスなるものが販売されていました。
梵字の(ハラ)ですね。随求菩薩のシンボルになっています。
真っ暗闇の中を、梵字ハラを求めて歩み続ける胎内めぐり。
随求堂の下に広がる真っ暗闇の空間を、左手に大きな数珠を辿りながらお詣りします。
こちらが大数珠。
左手の壁に沿って大きな数珠が張られています。
一筋の光もない真っ暗闇の空間を、この大数珠だけを頼りに進んで行きます。目指すは梵字のハラ・・・
大随求菩薩のお写真が置かれていました。
こちらが受付。
随求堂の胎内めぐりの拝観料は100円です。
随求菩薩の胎内に見立てた暗闇の空間へと入って行きます・・・
清水の舞台と三重塔を望みます。
胎内めぐりを体験してみて感じたことは、これほどまでの暗闇空間をどのようにして作り上げたのだろうか?という率直な感想でした。
それほどまでに、普段の生活では、暗闇といえども何がしかの光を感じているものなのかもしれませんね。
暗闇の中で一点の光明を見出した瞬間、心身の新生を覚えるであろう随求堂の胎内めぐり。
自分自身の存在を問い直し、暗闇の中にあなた自身の光を感じる貴重な体験です。
受付時間は午前9時から午後4時までとなっています。
◇清水寺のぬれて観音 煩悩や罪障を洗い流しましょう!