仏手柑の花が開花する永観堂
永観堂禅林寺の中門脇に仏手柑の花が咲いていました。
蜜柑科常緑低木の仏手柑(ぶっしゅかん)は、初夏になると白色の五弁花を咲かせます。紫色の花もあるようですが、永観堂で見た仏手柑の花は白色でした。
永観堂に開花する仏手柑。
仏手柑といえば、仏手柑飴として販売されていた奈良の新薬師寺や、ホテル本能寺の玄関先を飾っていたことを思い出します。衆生に救いの手を差し伸べる千手観音を思わせるその出で立ちに、数多くの観光客が立ち止まります。
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永観堂禅林寺の中門脇に仏手柑の花が咲いていました。
蜜柑科常緑低木の仏手柑(ぶっしゅかん)は、初夏になると白色の五弁花を咲かせます。紫色の花もあるようですが、永観堂で見た仏手柑の花は白色でした。
永観堂に開花する仏手柑。
仏手柑といえば、仏手柑飴として販売されていた奈良の新薬師寺や、ホテル本能寺の玄関先を飾っていたことを思い出します。衆生に救いの手を差し伸べる千手観音を思わせるその出で立ちに、数多くの観光客が立ち止まります。
永観堂の拝観受付で拝観料を納め、パンフレットを手にしながら中門をくぐり、いざ境内へと入って行きます。中門を抜けた右側に仏手柑の花が咲いており、その横に永観堂のお土産物屋が居を構えていました。
永観堂の三鈷の松。
小さなお土産物屋の中に入ってみると、永観堂名物の三鈷の松が置かれていました。どうやら無料で配られているようです。かなり長い松葉だったため、残念ながら私は遠慮させて頂きましたが、鞄を持参しておられた参拝客の方々が珍しそうに手にしていらっしゃいました。
祇園祭直前の6月29日、京都の八坂神社へ詣でて参りました。
日本を代表する伝統的祭事を控え、心なしかいつも以上に境内が賑わっているようにも思えました。
八坂神社本殿に、尻尾の長い蓑亀の姿が見られました。
甲羅に藻を生やし、まるで尻尾のように伸びた蓑亀(みのがめ)は「長寿」を象徴する縁起物とされます。平時にはこの場所に飾られていなかったことを思うと、やはりこの蓑亀は祇園祭をお祝いするものなのでしょうか?
紅葉の名所として知られる永観堂の釈迦堂前庭に佇む盛砂。
天皇の使いが出入りしていた唐門(勅使門)の裏手に、勅使が身を清めるために踏んだと言われる盛砂があります。京都の盛砂でまず思い出すのが、山城国一之宮の上賀茂神社の盛砂です。上賀茂神社の三角形の盛砂とはまた趣を異にする市松模様の美しい盛砂が参拝客の目を惹きます。
永観堂の盛砂。
日本料理の世界でもよく見られる市松文様が見事に描かれています。瑞紫殿の中のビデオ上映でも盛砂が維持される様子を拝見することができます。雨や風で乱れてしまった盛砂を元通りに戻す作業を繰り返す僧たち。