京都の東山エリアにある長楽寺。
円山公園南側の坂道を登って行くと長楽寺にたどり着きます。
桓武天皇の勅命で最澄が開いた後に時宗となり、現在に至ります。
建礼門院徳子の遺宝が収められていることでも有名です。
建礼門院徳子はここ長楽寺で出家したそうです。
長楽寺には、「日本外史」を記した頼山陽のお墓もあります。
八坂神社の裏手に円山公園があって、公園の南東方向に長楽寺はひっそりと佇んでいます。
円山公園は桜の名所で、祇園の夜桜で名高い枝垂れ桜は必見です。
なだらかな丘陵地帯に広がる円山公園は池泉回遊式庭園として知られます。
あまり公園の奥の方へは行ったことがなかったのですが、小高い丘の斜面には片泊まり宿で有名な吉水や其中庵などがあります。
ちょっと下りて行けば、祇園の繁華街が広がっているとは思えないぐらいの静けさです。
そんな中に長楽寺は佇んでいます。
残念ながら時間がなく長楽寺境内には入れなかったのですが、境内の写真を掲載したブログがありました。
道端の出会いと題するブログです。どうぞご参照下さい。
長楽寺の拝観時間は午前9時~午後5時。
拝観料は500円、特別拝観中は650円となっています。
定休日が木曜日(特別拝観中は無休)ということです。
駐車場はありませんので、徒歩でご参拝されることをおすすめ致します。
公共交通機関をご利用の場合は、市バス停祇園から徒歩10分となっています。