秀吉とねねの足跡を訪ね、高台寺を訪れてみました。
ねねが秀吉を弔うために高台寺を創建したのは慶長11年(1606)のこと・・・当時はまだ徳川家康との交流もあり、多額の財政的援助を受けたと伝えられます。
高台寺は京都の東山エリアにあり、最も観光客の多い場所に佇みます。
高台寺の前を通るねねの道では、今日も人力車が行き交います。
秀吉とねねの像が安置される霊屋。
秀吉とねねは恋愛結婚で結ばれています。
当時の恋愛結婚は珍しく、二人の結び付きの強さがうかがえます。
秀吉の出生は天文5年(1536)で、生まれた場所は尾張国中村でした。
そこから遅れること13年~天文18年(1549)に、同じく尾張国の朝日村にて生を享けたねね。
年の差カップルですね。
出世街道をひた走り、秀吉が関白に任ぜられて以降のねねは、「北政所」と称されるようになります。
臨済宗建仁寺派に属する高台寺。
高台寺という名前の由来は、後陽成天皇より「高台院」の号を勅賜されたことにちなみます。
秀吉とねね。
歴史通の人でなくとも、秀吉とねねの名前は知れ渡っています。
明るく庶民的で、多くの人に慕われ続けたねねの魅力を、少しでも感じ取ることができれば幸いですよね。
◇高台寺の拝観料 600円の拝観料で、秀吉とねねの足跡を辿りましょう!