毎年12月に、京都市東山区にある清水寺で”今年の漢字”が発表されますよね。
船場吉兆や赤福の話題でもちきりの嫌な一年でしたよね。
産地偽装、賞味期限の問題等々、新たな食に関わる重大なテーマを突き付けられたような気がします。
日々の情報収集にブログを利用している人なら、誰もが知っているアルファブロガーのネタフルさんにも記事として掲載されていました。「今年の漢字」は「偽」。
ところで、この世相を反映する漢字を発表しているのは日本漢字能力検定協会というところなんです。
京都市にある日本漢字能力検定協会。
京都駅から烏丸通りを北へ向かって歩いていると・・・ありました、ありました!
昨今は検定ブームですよね。
料理検定、CAR検、防災力検定等々、実に様々な分野で検定試験が実施されています。日本漢字能力検定協会が実施している検定試験は、多くの学校や企業でも取り入れられているようです。
「漢検」の名前で有名ですよね。
京都の清水寺において、お寺の貫主が豪快に筆書きしている姿がTVの映像で流れます。
なぜ清水寺なのかな?と不思議に思っていましたが、日本漢字能力検定協会が京都にあるから、というのがどうやら最たる理由のようですね。
清水寺の舞台。
奥ノ院から舞台を眺めるのも一興です。
清水の舞台は高さが31mもあります。一切釘は使われていません。その精巧な木組みを見ているだけでも、世界遺産の貫禄が伝わって参ります。
世界遺産の清水寺で発表される世相漢字。
世界中から観光客が押し寄せる清水寺です。世界も注目しているはずです。
清水寺の仁王門前には、音声ガイドのPDA貸出があります。
外国人観光客向けに、各国語に翻訳された音声ガイドが貸し出されているのです。
そんなお寺で、日本の世相を表す漢字が発表されているんです。
2008年、今年の漢字は世界に誇れる漢字が発表されることを願ってやみません。